キャッシング系検索結果の怪現象

当サイトの本質とはかけ離れるが、SEOについて最近興味を持っているので、最近きになったGoogleペンギンについて記事にしてみたいと思う。

平成25年5月23日、GoogleのSEOスパム責任者、Matt Cutts(マット・カッツ)氏が以前から公言していたように、ペンギンアップデートが実施された。
これは、Googleに対して「短期の即日ローン」というキーワードで通報があり、キャッシング系を重点的に洗いなおすと予告していたものが実際に実施されたものだ。
「短期の即日ローン」で検索すると、確かに090金融等、ヤミ金が上位を占領していた。
現在ではきれいさっぱり、消滅しているが、本来あるべきものまでもが消えてしまった・・・
 
5月23日のペンギンアップデートは、他のキーワードでは大した変動は見られない。
「今まで捕獲できなかったものも捕獲できる」と公言していたわりには、肩すかしという感が否めないという書き込みが、ネット上では大半を占めている。
しかし、5月23日のアップデートは、キャッシング系にターゲットを絞ったものである。
「キャッシング」の検索結果変動は、凄まじいものが認められた。
 
明暗を分けたアコムとレイク、モビット
「キャッシング」での検索結果上位常連のアコム・レイクが突如として消えた。
アコムは一気に消滅し、レイクは徐々に順位を下げ、6月12日、ついに姿を消した。
 
6月6日~6月12日にかけて、謎のアルゴリズム発動か?
レイクの動きは実に気味の悪いものであった。
「キャッシング」での検索結果を時系列に見ると、
5/23 12位に後退(以前は順位は定かでないが、10位以内だった)
6/6 15位に後退
6/9 20位に後退
6/12 100位圏外に姿を消す
 
不気味なのは、6/6~6/12にかけての、不意打ちともいうべき謎のアルゴリズム発動である。
アコムは瞬殺だったが、レイクは徐々に順位を下げ、やがて消えるパターンである。
このような動きの違いは、アルゴリズムによるものとと手動によるものとで見られる場合が多い。
アコムの場合は一気に消えたので、手動によるペナルティの可能性が高い。
レイクは徐々に下げていったので、ペンギンアップデートに捕獲された可能性が高い。
 
キーワードペナルティか?
通常、サイト名や会社名など固有のキーワードで検索すると、1位で表示される。
ところが、一度ペナルティを受けると、以前では固有キーワードでさえ上位表示されなかった。
ところが、アコムやレイクの場合、会社名検索では1位で表示される。
この事から考えられる事は、
 
1.固有のキーワードペナルティ
2.ペナルティは受けていないが、リンク元の価値が下がった
 
1.キーワードペナルティについて
Googleは、特定のキーワードに対するペナルティを発動させるアルゴリズムを持っている。
アコムとレイクは、「キャッシング」というキーワードでペナルティを受けた可能性がある。
アコムとレイクは顧客が多く、会社名検索で検索結果に表示されなければ、Googleの品質も疑われるし多くの検索ユーザーに迷惑を掛ける事になる。
SEOの世界では、よく大手企業・ブランドが確立された企業はペナルティを受けにくい、あるいは軽減されるという事が言われるが、まさにその典型なのかもしれない。
もともと今回のペンギンアップデートは、キャッシング系に照準を絞ったアップデートである。
その事を踏まえると、キーワードペナルティという説はかなり有力と考えられる。
 
2.ペナルティは受けていない説について
次にペナルティは受けていないという説について考えてみる。
結論から言うと、リンク元が評価されなくなり、単純に被リンクが圧倒的に減った。
その結果、順位が大幅に落ちたという説である。
大幅にリンク元が減った為、低品質のリンクが多いと判断され、間接的にペナルティを受けたような状態とも言えるが、重要なのは本体そのものはペナルティを受けていない可能性があるという事だ。
本体がペナルティを受けていなければ、リカバリも可能である。
低品質のリンクを外し、Googleの評価してもらえるリンクを集めれば、理論的には復活するはずだ。
 
キャッシング検索の王者、モビットについて。
モビットは「キャッシング」での検索結果を長い間キープしているが、トップページとサブページが交互に入れ替わるのが特徴だ。
トップページのhttp://www.mobit.ne.jp/と、
サブページのhttp://www.mobit.ne.jp/shohin/gendogaku/
がいつも入れ替わるのだが、どちらか一方が1位に表示されれば、どちらか一方が圏外へと飛ばされている。
これは、同一ドメインのクラスタリング(同一ドメインは1つしか表示しないGoogleの仕様)で説明できるのだが、ペンギンアップデート後、しならくの間は両方とも表示されていた。
つまり、1位と2位を独占していたのである。
最近ではトップページが1位表示で安定しているが、いずれはサブページと入れ替わる事は十分予想される。
SEOを学ぶには、こうしたビッグキーワードで、長期王座についているサイトを研究する事が重要である。
 
いずれにしても今回のアルゴリズムは非常に不可解である。
前評判では、比較サイト等のアフィリ系が危ないのでは?と言われていたが、フタを開けてみれば比較サイトが上位を占める有様だ。
今回は「キャッシング」というキーワードについて調べてみたが、次は「学生ローン」でも調べてみたいと思う。